あなたは推しにプレゼントをもらったことがあるか

私はある。どうも。イタイタイプのオタク、壱です。イタイタイプってめちゃくちゃ読みにくいですね。イタイ/タイプ です。

表題はつまり、推しにプレゼントをもらった、というテイのオタクのプレゼント交換会、などなどです。これをまあ何度かやっていまして、ご紹介したいと思います。だいぶ頭がおかしいです。

①サプライズ誕生日プレゼント

ターゲット:へし切り長谷部推し（以下A)

仕掛け人:私、非オタ（以下B)、他3名

高校時代の友人でよく飲み会をしておりまして、この日はちょうどAの誕生日が近くみんなでプレゼントを渡すことにしました。何を渡そうか、と悩んで仕事中にハッと閃く。

「そうだ、長谷部からというテイでプレゼントを渡そう」、と。

完璧に気持ち悪いオタクの発想でしたが、友人らは引くことなくイイね！やろう！と言ってくれた。はぁ～～～ほんといい友達を持ったな～～～！！B以外オタクだからか！ワハハ！！！

そして仕掛け人の中では唯一とうらぶをやっていた私があれがいいこれがいいと案を出し、みんなでプレゼントを用意。

そして当日、ちょっと早めに集まって、流れを確認して、一番ありえなさそうな（非オタだから）Bにプレゼントを任せて、みんなでお店へ。Aもいい時間に来ます。

「Aちゃん誕生日おめでと～～！かんぱーい！」

「わーありがとー！」

な感じで飲み会が始まる。すかさず私が「これAちゃん好きそうだなって思って買っといたんだけど、ちゃんとしたプレゼントはまた買うから待ってて！」とペンギンのクリアファイルを渡します。これで私からのプレゼントはもう終わったと見せかけた。んでもって、Bにパス。

「Bちゃんもめっちゃでかいプレゼント持ってなかった？」

ここからが本番である。事前に練習していた。

「いや、これ急に知らない人にAちゃんに渡してくれって渡されて…………」とB。できるかな……と不安がっていた割にこの子、女優だ。

設定が無理やりすぎるかな、と思ったが、Aは「えっなにそれ」と若干ビビっている。バレていない！

「どんな人だったの？」と私が聞くと、Bはやっぱり打ち合わせ通り、「二人組の男の人で、一人は背高くて眼帯してた。めっちゃこわかったんだけど心当たりない？」と答える。

へし切長谷部と燭台切光忠である。

Aは燭へし推しである。

そしてAは「全然知らないんだけど…………」更にビビっている。

あなたの推しである。

「ストーカーじゃない？」「こわっ」と周りのガヤ。A、さらにビビる。

「手紙入れてるから読んでほしいって言ってたよ」とB。プレゼントの中から、これか、と封筒を取り出す。

表には、「主へ」と書いてある。

へし切長谷部からである。

私が書いた。同人活動の強みはこういうところに出る。

裏にはへし切り長谷部、と書いてあるためそれでわかってくれるかと思ったのだが…………

裏を見ずに封を開けやがった。

そして中から便箋を取り出し、音読し始める。

私、いたたまれない。いやだってなにこれ羞恥プレイじゃないのこれ同人誌音読されてるようなものじゃないのこれ。早く気付け。長谷部だから。その手紙の主長谷部だから。

がんばって草書体っぽい字体で書いたのがいけないのか。それとも大寒の候、云々…………と前略せずに書いたのがいけないのか。Aは恐々と読み始める。

そして途中から、Aの声音が変わっていく。

はっきりとファー！！！！！！と笑いながらになったのは、「宗三左文字」という名が出たところだった。ファーファー笑いながら読み続け、最後、へし切り長谷部、としめて、Aは笑い続ける。

大成功だった。

さて、肝心のプレゼントは、

紫色の御守り:長谷部から

梅酒:日本号から

桜のグラス:博多、厚、小夜から（福岡出身の子に添削してもらったメッセージカードつき）

手作りシュークリーム:燭台切から（私が作った）

チョコ詰め合わせ:本丸一同

でした。

これを読んだ人によっては「サプライズとか迷惑」「必要以上にびびらすのはありえない」と言う人がいるだろうが、Aはめちゃくちゃ喜んでくれたのでそれでいいのです！！！

ちなみにこれ一年以上前の出来事なのですが割としっかり覚えていたのでほとんど嘘は言ってないです。

②推しにお土産もらった！

大学時代のサークル仲間と箱根旅行に行くことになり、私は「推しからお土産もらった、推しにお土産あげた、推しから推しにお土産あげた、ってていでホテルでお土産自慢大会しよう！！！」と提案しました。サークルっていうのは漫画研究会なのでなんら問題はないのだ。

しかし、結局それを覚えててやったのは私だけだったというね！！！！！！絶対許さねえ！！！！！！一人は帰りの電車からラインで送ってくれたけども！！！！！！

というわけで、推しからお土産もらいました。

3年Z組の神楽さんからです。

私は銀魂高校の生徒で、Z組やべえな…………とこっそり見ていました。銀魂高校の生徒は大体みんなそうです。

ですが、ある日Z組の留学生、神楽さんとお友達になりました。お友達とは言っても、すれ違えば挨拶する程度です。

それだけの仲であったのに、神楽さんは私にお土産をくれました。

Z組で何かあったのか（むしろ何もないことがないと思いますが）、クラスで箱根に行ったそうで。神楽さんは坂田先生に駄々をこねてお金を貰い、これを買ったのだと。

そう、ご当地キャラメルです。

自分で食べたり、友達にあげたりして、最後に残った一つを、私にくれたのです。

ああなんていい子なんでしょう。かわいくていい子で最強………。

怖くない？？？ヤバイストーカーっぽくない？？自分で書いててなんだこの書き方…………とビビりました。

というわけで、神楽からキャラメル一個もらった。

③クリスマスプレゼント

夢仲間と「あなたの彼氏からクリスマスプレゼント預かってるよ」というていでプレゼント交換しました。予算は今までで最高の1万円。

夢仲間の彼氏は澤村大地。バレー一筋でやってきたので年上の女性になにを渡せばいいのかわからなくて菅さんや旭さんに相談するも結局「アクセサリーが良いのでは」とざっくり決まっただけで、潔子さんには「そういうのは自分で選ぶべき」と見捨てられ、諭吉を握って仙台の駅ビルに乗り込み、なんとかネックレスを買って、クリスマスカードをつけて、部活でクリスマスには会えないので偶然出会った私にそのプレゼントを預けた…………という設定でした。その設定もプレゼントみたいなもんよね。

夢仲間はネコ好きなので猫のネックレスです。んでもってクリスマスカードには………何書いたかな…………忘れたけど同人オタクの力を使ってメッセージを入れました。

以上。

写真あったわ！これです！

ちなみに私は色々迷った挙句その時の彼氏は燭台切光忠でした。いやあ～～～クリスマスの彼氏っていったら光忠以外思い浮かばなかったわ～～。

④バレンタイン

相手は③でクリスマスプレゼント交換をした人である。

「バレンタインに渡せなかったチョコレートを泣きながら交換する」というていのバレンタインの催しである。2/16、旅行中の出来事であった。

さて、ここで私の夢界での最推しが登場する。

ウィリアム・アーサー・ウィーズリー。通称ビル。ハリポタのロンの一番上のお兄ちゃんだ。

私は日本人だが10歳でイギリスに引っ越し、11歳になった時手紙が届いてホグワーツに通うことになる。そしてグリフィンドール寮に組み分けされ、監督生のビルにとてもお世話になり、好きになった。

そしてバレンタインにチョコを渡す決意をしてフクロウ便で親にチョコを送ってもらってよし渡すぞ！と意気込んだところで、イギリスのバレンタイン事情を知ったのである。

女が男にチョコ渡すの日本だけじゃん！！！

そしてチョコを渡すのを諦めた。

という設定である。

いや～～～～悲しいね！！！！！！

以上です。多分これくらい。

①が出オチでしたね。

どう考えても頭のおかしいオタクですが私は楽しいので幸せです！！！！！！！！！